底辺受験生、自殺を決行する。〜前編〜

みなさん初めまして。

突然ですがみなさんは『死にたい』と思ったことはありますか?

死生観は人それぞれ。

人生辛いこともあるでしょう。

人間関係のトラブル、受験戦争での敗北、自分が無能だと知ったetc

 

2021年現在、日本の自殺者は月1500人以上。多い月では2000人以上の方々が自殺という方法で命を失っています。

私はまだ10代でこの数値が多いのか少ないのか異常か正常かすら分からないほど人生経験が浅いですが、個人的には多いなと思いました。

 

さて、そんな前置きはさておきこのブログにたどり着いたということは

もしかしたら自殺に興味がある、あるいは決行したいと思っているかもしれません。

先ほどお伝えした通り、死生観は人それぞれです。

もしあなたに希死念慮があるとしても私は否定も肯定もしません。

ただ、自殺に関して私の経験談だけは語ることができます。

 

 

私は一年前、解熱鎮痛剤の大量服用で自殺を図りました。

もちろん失敗に終わりました。

 

 

ここで今回は

『自殺に失敗して死ぬより辛い目に遭った話』

をしようと思います。

 

 

当時は家庭環境も学校生活も受験もうまく行きませんでした。

それに追い討ちをかけるようにコロナが猛威を振るいました。

 

 

私に異常が出たのは割とすぐでした。

 

 

最初は、感情の起伏がおかしくなりました。

私はもともと感情的な性格でしたが、

普段怒らないようなことで怒ったり、そんなに落ち込む?と思うほど落ち込んだり。

ただでさえ悪い人間関係が余計悪くなっていきました。

 

 

次に、睡眠障害が現れ始めました。

床についても、寝るのに2時間以上かかる。いろんなことが不安で寝られない。

些細な音で目が覚める。早朝や深夜に目が覚めるなど。

 

 

 

睡眠障害が発現してから神経が過敏になり、

前まで気にならなかった音が苦痛に感じたり、街の風景を見るだけで気持ち悪くなったり。

 

 

その後原因不明の発熱、朝起きると1時間以上頭痛に悩まされる。

脳神経外科に行ったが異常なし。

 

 

 

どんどん負のサイクルにハマっていって、学校も休みがちになりました。

 

 

でも、親には理解されず頭痛も仮病を使ってると思われ叱られ、親子関係が悪化。

 

 

そのストレスで頭痛がひどくなる。

 

 

このときから、何もない時に泣き出したり、死について考えたりしていました。

 

流石におかしいなと思い、親に心療内科に行きたいと言いました。

当時の私は「私は正常で、心療内科なんか行きたくない。」と精神患者に対し

半ば化け物のようなイメージを持っていました。

本当は心療内科なんか行きたくありませんでした。

 

 

人生初の心療内科

はっきり言って最悪でした。

会って数分の医者に「あなたは要領が悪そう」等言われました。

バウムテスト(木をかいて性格を判断するテスト)や心理テスト、問診を受けて診療終了。

貰ったのは、睡眠薬、精神薬と嫌な言葉だけでした。

 

精神薬に対して偏見があったので服用せず捨てました。

睡眠薬を服用してみましたが体に合わず目眩に悩まされたので結局それも捨てました。

 

 

 

家も学校も病院も。私の居場所はありませんでした。

そこからより一層『死』を意識し始めました。

 

 

そこから自殺計画を立て始めます。

当時の私は死ぬ勇気なんてありませんから、

死に方だけ調べて結局有耶無耶になって終わります。

 

 

 

 

ある日、親と喧嘩をしました。

本当にしょうもないことです。口論の末、親に「精神的に来るんだよ」と言われました。

そのとき私の中で何かが壊れました。

感情をものにぶつけることしかできず家具などを薙ぎ倒しとにかく暴れました。

ふと、我に帰ったとき散乱した部屋と何もできない自分だけがいて

今まで言われた嫌なことがフラッシュバックしました。

 

「あぁ。死のう。」

 

私は人に迷惑をかけている。このまま生きていても迷惑をかけるだけだ。こんなゴミは死ぬのが妥当だ。とすっと理解できました。

今まで自殺に対してビビって行動に移せませんでしたが、

その時の私はありえないくらい冷静に自殺を決行しました。

解熱鎮痛剤を一箱と二シート。

ラムネを食べるように90錠を淡々と自分の体の中に流し込みました。

全て服用し終えたとき、『死』という未知の体験をするのかと急に怖くなり

でも服用してしまった以上どうすることもできないので寝ました。

 

地獄の始まりはここからです。

長くなってしまったので今回はここまでにします。

 

稚拙な文章を読んでいただきありがとうございました。